2007/06/29 (Fri) Mission : Impossible -target : B2-

Black Bicycle

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※ところどころノンフィクション

これはある日の出来事

おれが家で久々のバカンスを取っていたときのこと

家に小包が届いた

中身はサングラス!!

おれの嫌な予感は当たった…

仕方なくサングラスをかけるとレンズの内側に映像が映し出された

「いやぁ探したよ!!」

そこには1人の男が映し出された

「バカンスを取るときは今度から行き先を教えておいてほしい」

ここから本題が始まる

「今回の君の任務はある物の運搬だ!!」

サングラスの形をした指令状

「場所はウノにある難攻不落の要塞 リョウミタ･イナトコー」

「そこから君には通称 B2 と呼ばれる物を回収し チャリオッキ まで運んでほしい」

「なあに君にとっては簡単な仕事さ!!」

「例によって君の身にいかなることが起ころうとも当局は一切関知しない」

「健闘を祈る!! なおこのサングラスは5秒後に自動的に消滅する」

おれはサングラスを取って放り投げた

行き先を教えたらバカンスにならないだろ

サングラスは空中で爆発した!!

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pm 0:30

愛車のキューブに乗り現場に向かう

運転しながら先日の免許更新でこんなことを言われたのを思い出した

「油断大敵!! かも知れない運転を心がけよう」

かも知れない運転…いろんな可能性を考えながら運転しろということだろう

例えば…

隣を走っているバスは時速80キロ以下になると爆発するかも知れない

前のプジョーのタクシーはボタン1つで羽が出てきたり雪山試用になるかも知れない

反対車線を走り抜けたデロリアンは時速88マイルでタイムトラベルするかも知れない

…

考えればきりがなぃ!! かも知れない運転

おっと!! そんなことを考えてる余裕はないようだ

前には敵がじっとたたずんでいる

白と黒のコントラストの車体に赤いランプ!!

その横で行き交う車をじっと見つめるヤッコさん

おれを探しているのだろうか?

それほどやばいブツってわけか

おれはゆっくりとブレーキを踏んだ

時速40キロ!! 制限速度で敵の前を通過

こんなところで捕まるわけにはいかない

任務はまだ始まったばかりだ!!

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目的地に着き無事ブツ(B2)を回収したおれは目的地へと急いだ!!

ここでも不運は重なる…しかも今度の敵は天気だ!!

雨が降りだした

雨に濡れ体力そして気力が削られる…

目的地まではそう遠くはないが何しろこの小雨だ!!

任務のリスクは一気に高まる

まさにミッション･インポッシブル!!!

いくつもの信号!! いくつものマンホールをかいくぐり

傷ついた足をムリヤリ動かして

5分後… やっとのことで辿り着いた目的地!!

ブツを置きおれの任務は終わった

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pm 4:30

任務の後 おれはある女性を車に乗せた!!

女性の一言目はこうだ

「備前市のファミレスまでよろしく」

┐(￣▽￣)┌

2号線ぶっとばしても片道1時間半ぐらぃかかるんぞ!!!!

めんどくさくてそれこそ本当のミッション･インポッシブルやし!!

「彼氏がひろしに会いたがっとんよ」

(￣へ￣!?

…知らーん!!!笑